藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『30代にしておきたい17のこと』読了。”

本田 健 著、『30代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)』を読みました。

以前、『20代にしておきたい17のこと』を読んだので、その続編的なこの本も読んでみたいと思い 手に取りました。

言ってしまえば、自覚するコト 自立するコト 自律するコト …なんでしょうかねぇ。“覚悟”を背負うっていうか。

や、仕事に対しての責任を とかじゃなくて、 自分自身への覚悟 というか。

20代の頃は無限の可能性が幻想のように拡がっていた。けど、年を重ねると どうにもならないコトにも直面する。けどそれは“どうにもならないもの”というのもある。それを体感することを知るという大切さもあるのでしょうか。

仕事についてですが、自分のやりたいこと、出来ることを知ること自体は容易ではないと思います。容易ではないかもしれない というか。

20代ではそれを探すこと とありましたが、『それを仕事にすること』が本書。

で、後半に『ライフワークを始めよう』というのがありましたけど、これはやはりそれぞれ別ですよね。

“出来ること・(顧客からや仕事上で)求められるコト”と“出来ること・やりたいこと”は違うから。

だから本書において『好きなことを仕事にする』よりも、『ライフワークを始める』コトの方が、読んでて大切なコトだと思いましたよ。

年齢を問わず、色んな人と人間関係でつながる ってのは賛成。これは見識や価値観を拡げるのに良いですから。とりあえず喋ってて、反論するにしてもとりあえず聞いておくだけでも全然価値があるコトだと思うから。

これが アレですよ。いわゆる世代間格差があって 考えに違いがあるなんて言っても、そういう 同じ世代の年齢の人でも違う意見・考えの人には会いますからね。(…色んな人とたくさん会うというか 会わざるを得ない私。w)

こういうの、テレビとかで若者がー…、とか一括りにしてわかりやすく偏るメディアよりも、より 自分自身でほかの世代と喋ってみたほうが良いものね。

第16章にて『何のために生きてるか?』というのがありましたけど、

私はそんなものは “無い” と思ってます。 生きる意味は無い と。

ただ、P.162にもあるように、大仰なコトではなく 『何が大切か?』ってコトを軸にしておけば、

それは『生きる意味』では無く、

とりあえず やりたいこと、大切にしたいものがあるから生きておく。

そんなもので良いと思うの。

お金とか 仕事とかは また 別で。ね。

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