『ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス) (60巻)』を読みました。
過去話、サボとの出来事の回想が終わり、今ジャンプでやってる2年後の話に向けた動きについて。
相手にしている世界が違う というか、天竜人に相対する構図がね。やっぱり面白いですね。 自由を求めて 国に・世界にサボはやられた っていう。
とことで思わず気になったのですが、『自由』の反対語ってなんだろうか?と。
で ググってみたんですが、『束縛』というのもあったんですが、『統制』というのもあるようで。『統制』というのは天竜人に支配されてるというコトになるのかしら。
エースが海賊になりたい理由を叫んでるトコがありましたけど、これはまぁ、ロジャーの子どもっていうコトで『生まれてきた意味』みたいなものに繋がってくる理由で良いんですが、そもそもルフィはなんで海賊になりたいんだっけ…。
シャンクスへの憧れ ってだけでは無いよねぇ。っていうか、そのエースの台詞のあとでのルフィが言ったコトが略されてるのはなんでなのでしょうか…。
回想の終わってからのルフィの「おれは 弱い!!」ってシーンは良かったです。無力感を感じると強くなりますけど、強くて今まで守ってきた自負があった上での無力感なので結構重いですよね。
その後、ジンベエが説得してるトコで、P.120の「それでは一向に前は見えん」って台詞のコマ、ルフィの心象を表してるんでしょうけど、ONE PIECEでこういう表現って珍しいなー、って思った。心の状態のイメージとか雰囲気とか『現実ではない表現』を今まで尾田先生はしてこなかったと思うんですけど。
後半は久々に麦わら一味が。ここからは『2年後』への布石みたいなものですね。
つか、登場人物紹介のページがちゃんとこの巻仕様になってたのが良かった。なにより別行動中の麦わらの一味が現在の状態で描かれてたのが噴いた。(笑)
ウソップが太ってたり、サンジが…アレな感じになってたりが。(笑)
ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス) 著者:尾田 栄一郎 |