『鋼の錬金術師 26 (ガンガン コミックス)』を読みました。
国民の魂を呑み、神をも手にしていくも…。
スカーのセリフにありましたけど、ここで錬丹術による国土錬成陣の上書きがあって、地殻エネルギーを使う。
前に この錬成陣が出た時はなんだろうかと思いましたけど…ここで…。
ホーエンハイムが『まだか』と待ってたのもこれだったんですね。
今までの展開を総括する、や、もぉ すごいですわ!
そしてブラッドレイが倒れる。死の間際までカッコ良かった。
前巻の流れから、実に意志をもって戦いに臨み、また、妻にも、ホムンクルスの“ラース”ではなく、統べる者、“キング・ブラッドレイ”として逝く、誇りや愛がある死に様ですね。
また プライドも倒れるわけですが、こちらは対比として、お父さまに忠実で“守り”続けた感じ。まさに“傲慢”。
体を棄ててでも“自我”を守るために という。
最後、赤児の姿になったのは体はどうあれ、自我がまだ鮮明ではない子どもになったということだろうか。
プライドはあの一撃で死んだ という。
巻末、カバー裏はいつも通り。(笑) マスタングは笑うに笑えない。笑うけど。(笑)
次巻、最終巻。
同時発売のガンガンに最終回は載ってますが、立ち読みはガマンして次巻を待ちたいです。
鋼の錬金術師 26 (ガンガン コミックス) 著者:荒川 弘 |