『未来は、えらべる! バシャール 本田健』を読みました。
バシャール(ダリル・アンカ)×本田 健 共著というか、バシャールと本田さんとの対談本。
私は過去に須藤元気さんとの対談本は読んでて、で、坂本政道さんとの対談本は買ったけど読めてない…という状況なんですが。(苦笑)
今回、本田健さんは以前の対談の2人とは違った切り口で質問されてるような感じで、この本はこの本でとても興味深く読めました。
観念(思い込み)と感情については、“起きている出来事”それ自体は完全に中立な存在でで、それにどのような意味を持たせるかは本人次第で…、という。…これは確か他の何か思想的な本かなんかにも書いてあった気がしますが。(たぶん。)
“謙虚と傲慢”については面白かったです。
『いやいや、あなたにはそれは出来るかもしれませんけど、私には無理出来ませんよ。だからどうぞどうぞ』
みたいな感じかしら。謙遜して、何も踏み込まないでワガママを言う感じのような?
あと、『何かが無ければ成功しない』『何々で無ければ幸せじゃない』という考えが実現を妨げる というのも、別の書籍か何かで見たような。
“ワクワクすること”について、自分が一番情熱を持ってやれるコトは何か? ってコトで、ここがイマイチまだよく掴めてないですわ。
毎瞬。一瞬一瞬のワクワクに従うことが大切だったり、障害を与えるコト…何がワクワクするものなのかにトリックを与えたり。
“本当に自分の情熱にしたがって生きると、その中に含まれるあまり好きでないことを、やるかどうか選択するときが来ます。けれど、そこで判断しないでください。 また、それらを価値が低いものとみなさないでください。
〜(中略)〜
「情熱にしたがって生きる」といっても、好きでないことに二度とぶつからないと言っているのではありません。”(P.50〜P.51)
このへんがね〜……。
犠牲者意識について。(P.66) ここではあまり大きく取り上げられてませんが、不安とか被害者感情ばかりが蔓延して、ネガティブな考えばかりが…怒りとか。
『自分は被害者だ』と常に思っているとそのような状況をさらに引き寄せるとか。
常に自律した、被害も加害もない 考えで在るべきというコトかな。
豊かさに関して。 お金に関するコト、循環に関してはスルーしますが、
『豊かさとは「やりたいことを、やりたいときに、やれる能力」』 に尽きるのかな。清貧が素晴らしいとは思いにくいけど、お金持ちでも幸福感が無い人 という話は色々本でもありましたからねぇ。
ソウルメイトとかパラレルワールドに関しては、“運命の人”とかっていう恋人的なコトじゃなくて、会う人全てがソウルメイト。縁のある人という。これは江原さんも同じようなコトを言われてたような。
袖擦りあうも多生の縁 ですな。
面白かったですな。正直 読んでて『ん?』って思うトコもあったのですが、それを差し引いてもね。あとはバシャールが言ってるコトと、他のなにかしらの本で記載されてたコトが繋がってきたものもあったので、そこが腑に落ちたりとかね。
なにより本田健さんがくどくどバシャールに聞きなおしてたのが良かったですわ。
好きな人には興味が惹かれあう内容ですやね。
未来は、えらべる! バシャール 本田健 著者:本田 健,ダリル・アンカ |