藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【恐】急き立て、責め立て、【怖】”

(今回のエントリは意図的にやや感情的になってます。)

前回の続き。

なにかと責め立てられるというか、急き立てられるようなものが苦手っぽい。私が。
いや別に、他人がそんな意図であろうとなかろうと、たとえば対・集団であったり、対・ガタイのデカい人であったり、言い方が荒い人とかに怯むワケで。
別に私に対して直接的に、突っかかってくるような意図があろうとなかろうと。

『全て思い通りにいかせたいんだろう?』っていうことや、
『しょせん 人は人に都合を求めてるだけに過ぎない』っていうことは、ここに繋がる。

他人に“正義”を…自分の“正しさ”を押し付けたがる…ように受け取ってしまう。

最近、改めて自覚させてもらったことがあったのですが、
『欲望は合理化される』(by パスカルのパンセ)
という。

全ての人は物であって、全てが利便やら都合やら条件やら機能性やらを人が人に求めているように見えるのは、
感情を荒げたりする行為、大きな音を立てる、大声を上げる、圧力・高圧的な行為に出る …っていうコトをたくさん体験してしまったからか? と。

価値観が感情をつくる。だったかな。
価値観≒信念とか思想とか そんなんらしいですけど。

で、
全てが機能だ条件だ都合だ っていうのが、感情を荒げられるコトに対しての恐れみたいなものを、合理的に理解するために必要とされた逃げの思考なんじゃないか と仮定する。

よく、過食は愛情不足とか言いますけどね。
食べることで愛情を満たす(ことにする) というような。
(ただ私の場合“拒食”ですけどね…。)


大体ですね、怒りの感情であったりとか、他人に否定的になる行為 っていうのは殆どが自己愛 っていうか、自分をあまりに守るために出てきた 感情・言動なんですけどね。
だいたい怒ることは『自分を守るため』です。
まぁ、ちゃんと守らないと本当に身の危険になることがあったりするから必要なことではあるんですけど、あまりにもそのハードルが低い人もいるのでね。


枠組みを決める。正義を限定する。それを押し通す。完璧を強要する。
『“わ た し の”都合を、条件を満たさないといけない』
そうでなければ“怒る”。?

でもそんなものは、本当は守らなくてもいい。よほどの犯罪とかじゃなければ。

誰かが誰かの管理下に置かれることの強要と拒絶なんかじゃない。
…じゃないと、なんか言われるのがイヤなだけ。

問題が起きることが問題なんじゃない。
(大きな被害に及んでしまうことは別問題ですが…。)
問題が起きたことをキツく言われることを恐れているだけ。

(これは色々な“問題”に当て嵌まると思いますけど、ここではスルー。)

私の場合、問題が起きた云々を外れて、ただ“キツく言われることを恐れて”しまってるような気がしたのです。
だから“合理的”になれば、なんの感情の諍いも生じないで済む。ってところからの人間は利便の存在 …という結論です。

(勿論、これまでの私が“人間は物”だ、“都合”だ“条件”だ“機能”だ って言ってきたことは私の価値観や現状のさまざまな事柄に当て嵌まって立証できることではありますが、ここではあくまで私自身のことにフォーカスします。)



で、
私が構築した価値観の“人は物”という“都合を補完し合うだけのもの”。それが“正しいこと”っていうのを守って合理的にやってるんだけど、それでも…“正しいこと”をやってても、相手の意に沿わない(気が変わるとかいう)ことがあって、“キツく言われる”ことがある。(実際あった。)
ってなるともぉ崩壊するワケですよ。

なんでだよ!ちゃんと言うこと聞いてやったじゃないか!!
アンタの都合を満たしてやったじゃないか!!

と。
こういうコトが起きるとさらに合理化が進んで、
やっぱり都合を求め合うものだ
と 価値観を強化する。



理解が進むと、計算式をすっ飛ばして、問題から直接 答えが導かれるように、
『なんか高圧的な存在』→『都合を求めてる』
というような。

権力も!
お金も!!
暴力も!!!

(本当は弱さを隠すための虚飾であるんだろうけど)胡坐をかいてふんぞりかえり、意に沿わなければ『ぶっ飛ばす』とか『消す』だとか。
に、
勝手に変換してしまうことが私の弱さ。
それゆえに、逆にそういう物に対して敵意をむき出しにしてイライラ腹が立つことも…。

ああ、これだから人はこわい。
怒る人がこわい!!
高圧的な人がこわい!!
権力を握ってる人がこわい!!
お金で制圧する人がこわい!!
集団がこわい!!
チンピラがこわい!!
大きな音を立て、声を荒げる人がこわい!!
怒る人がこわい!!

(「ビビッてねーし!」というギャグではなく、)そういう人たちへの恐れに対して、『こわくない』と強がり 神経ピリピリさせることの この弱さが…。

(そして逆に、ヤンキーを味方につけたがったり、権力者や金持ちを味方につけたがったりする 浅ましさも。)



なにか否定的なことは言われたくない。
なんか言う、あなたがこわい。

これだから人はこわい。