藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『百舌谷さん逆上する 9巻』読了。”

百舌谷さん逆上する 9巻』を読みました。

前巻のあらすじを知るために前巻を開いたら全て過去回想編だったコトを思い出して、全く解決しなかったわけですが、この巻の冒頭の話が核心になるような内容だったので入りやすかったのは助かりました。

転校生の百舌谷小音は、「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」=「ツンデレ」だった! 「ツンデレ」とは好意が攻撃性に変換される症状で、好きと思った相手に罵詈雑言や暴力が出てしまうのだ。養父母に実の子ができたと知った百舌谷さんは、ツンデレである自分が迷惑を掛けないよう皆の前から姿を消す計画を立てていた。そのことを告白し千鶴に協力を求めたことにより、混乱のラブラブデート大作戦が始まる! (amazon内容紹介より)

…割とこの↑説明わかりやすかったね。(苦笑)


というワケで、ちーちゃんがかなり(マジに。皮肉や裏があるわけでは無く。)協力的になってくれたこと。
何故か竜田くんが一時的な記憶喪失になっていたこと(←いやホントなんだよこの突飛な状況w)。
…によって、任務が着実に遂行されていったもので。

過去の因縁や、義父・達規が娘(百舌谷さん)の状況を知ろうとする周辺事情と、前巻の回想にも関連したメンツががん首揃えて張っているため、登場人物が多い多い。


番太郎はもともと体を張ることが目的みたいな感じで攻めてましたけど、ちーちゃんがかなり頑張ってた。
百舌谷さんのマジな告白に情が入ったんだろうけど、いままでの嫉妬はどこへやら。それゆえに不憫でもあるのだけど、結果が(そこそこ)報われてるから。まぁいい のかな。

百舌谷さんと千鶴はこのゆるキャラ騒動の一件で仲良くなったんだろーなー。いいねぇ。
竜田くんと番太郎のシーンも合わせて見開きで状況が交じり合うのは演出的に定番であったとしてもアリですわ。

着ぐるみによるバトルシーンは描くの難解だったんだろうなー…。


葛原さん本郷さんサイドと、番太郎が止めにいこうとするシーンで終わる今巻、モヤモヤです。
ストーリー理解できるかな…? と思って読み始めたのは確かですけど、読み終わってみれば先が気になる展開。
決着も近いのでしょうか。







ところで。
篠房先生、仕事に追われるばかりで 片付けとかやるべきことが溜まっていく一方な気持ちは分かりますよ。。。(カバー裏)

百舌谷さん逆上する(9) (アフタヌーンKC)百舌谷さん逆上する(9) (アフタヌーンKC)
(2013/02/22)
篠房 六郎

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