amber gris、 art book第3弾『The collapsing garden.-顛末には最上の花を-』を聞きました。
奇しくも…? というか、このCDのコンセプチュアルライブの日(翌日?)に9GOATS BLACK OUTが解散発表するというね。
残念な話ですよ。
でも理由は分からないし、詮索なんて野暮な話ですし。
雑草を抜いたり、花に水をやったり、木々の剪定をしたりして小さな庭を育ててきて、いつしかその庭は通りゆく人の目を惹くものであったり、そうして庭に人を招きいれる環境も整っていったりしてた。
箱庭に砂をくべて ね、想いを辿るのです。
関わったもの、物から人から、様々な自然物・自然現象、善意や悪意も。肯定も否定も。
創造主は想いを込めて創造する。
パーソナルな部分を敢えて露呈するコトが、多くのものを識るキッカケとなる。
それは自身の心が改めて知ることでもあるし、意図してなかった周りのものでもあったり。
さまざまな賛否も。
それは予想外の外からの影響も。孕む。
庭は大きくもなるけど、いつしか“家”にまで領域を侵すようになっていったり、
“垣根”がどこからかも分からなくなってしまったりする。
また、単に庭を維持することが困難になっただけかもしれない。
それは分からない。
ただ 分からない。
傍目からぼくが出来ることは、歩みを止めたその人をただ忘れずにいることだけだ。
嘆いても仕方ない。
理由を追及するのはどこか失礼かもしれない。
決断をしたその主を穢すコトなんてしない。
ただ、讃えるのみ。
これまでのあなたへ。これからの永遠へ。
そしてぼくがあなたに触れたことを。
ぼくがぼくを、ただ 讃えよう。
(今回、感想がこれか…。)(←セルフツッコミ)
どうか提示をするペースが遅くても、長く 在り続けてほしいと思うのは勝手な話ですけどね。
植物の蔓(ツル)がそれを覆うことを美しいとするか、荒れてるとするかは誰にも判断つきませんから。
The collapsing garden.-顛末には最上の花を-
(2012/06/27)
amber gris
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