藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【BUCK-TICK】 : 『MISS TAKE 〜僕はミス・テイク〜』、『PARADE II−RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK』を聞いた。”

BUCK-TICK NEWシングル『MISS TAKE 〜僕はミス・テイク〜』と、カバーアルバム『PARADE II−RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK』を聞きました。

2012 08 11 【BUCK-TICK】 : 『MISS TAKE 〜僕はミス・テイク〜』、『PARADE II−RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK』


シングルはテレビでも見て、その美しさが象徴的。
っていうか、25周年だからなのか、テレビでも結構見たりして。
J-MELOで特集されたのもそうだけど、生でCDTVスペシャルに出て、『ミス・テイク』と、『悪の華』を歌うとか…!



表題曲はミドルテンポでポジティブなメッセージで。
『名を叫べ』っていうのがね、どんなに苦しい現実世界でも、この世に「現実−うつしよ−」に、爪あとを、傷痕でも残そうじゃないか。っていうような。

「データが欲しい」ってありますからね。
その苦しみや辛さをこの現実に刻んで残して…抱えずに、外に刻むことで自由に羽ばたけるような。


このシングルとしては3曲目の“My baby Japanese - type II ”も好きですね。こういうダークなのも。



で、
もう一つ、『PARADE II−RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK』のほうですが。

参加アーティストが発表された段階で、cali≠gari、ムック、メリーが参加してる時点で買おうかなと思いました。
歌詞カード巻頭の増田さんのライナーノーツで、『前作のBUCK-TICKとともに生きた世代とは違って、今回はほんとうにリスペクト』という世代的にはあとの方々が中心という。
…まぁ、とはいえ今回の参加アーティストもだいぶキャリアはバラバラなんですけどね。

気になったところですが、
1曲目のABCは参加アーティストにHIROとSHUSEというラクリマの2人が参加してることに先ず衝撃…。おぉ。
いつもAKIHIDEさんがいるけど、今回はBREAKERZで参加してるからなのかしら?と。

でその2曲目BREAKERZ
正直期待してなかったのです。どうしてもDAIGOという先入観があったので。テレビでBREAKERZの歌ってるのを見たコトはあるけど、アッパーというよりハジける と言うほうが正しいような歌い方をしてた印象だったので。(※個人の感想です。)
ですが、良い意味で期待を裏切られましたね。
すごく丁寧に櫻井さんの歌い方が憑依したような歌。楽器陣も厚く。聞いていて歌ってる・演奏してるシーンが一番浮かんだのがBREAKERZでした。


cali≠gariは良い意味でいつも通り。
石井さんが舵を取ったんだろうなーと。


参加アーティストの中で、確実に原曲クラッシャーの立ち位置は免れないだろうと思ってたのが、なんといってもPOLYSICS
ですが、私自身がPOLYSICSがどんなアーティストか、っていう心構えがあったからか(←?(笑))、そこまで違和感は感じませんでした。


氣志團はビックリするほど普通!(←
翔やん、こんな歌い方だっけ!? って思うほどでした。声も低音で抑えてて。本気でリスペクトしてるような。
氣志團自身は今度のシングルに加藤鷹を出したりしてファンモンをパクってんのにww)


MUCC、MERRYはいつも通り。
ムックはどう聞いてもムックですわ。ある意味ハズレ無しですね。
メリーはおとなしい印象なんですよねー。『CRUSH!』のときにディルのカバーしたときと同様にボーカルエフェクトかけるのは非常に“らしい”感じなんですけど、メリーにはもっと攻めてほしいって思ってしまうよねぇ。


Pay money To my Painはカッコいい!!
これは大胆なことを…!


デランジェはさすがの安定感。


N'夙川BOYSはすっごいポップな仕上がり…。(笑)
でも、嫌いじゃないですよ。これは面白い。もともとキャッチーな曲がハジけましたね☆
原曲クラッシュしてるけど、別にいいです。(笑)


THE LOWBROWSはリミックスなのね。


yukihiroさんのはまた思ってたのと違った。
爆発してくれるかと思ったらおとなしかった…というかとてもメロディアス。


AA=は好きですね。打ち込みバッキバキなのは好物なので。



総じて面白いカバー集で、個人的には前回のよりも聞きやすかったです。
世代として何より自分が今聞いてるアーティストが殆どというか、近い感じだったので、“入りやすかった”というのはありますね。
基本ヴィジュアル系を聞いてる私ですけど、最近のアーティストが分かる人なら聞いてみても損は無いと思いますし、原曲に、BUCK-TICKに逆に興味が持てるかもしれませんね。




BREAKERZが意外性という意味も含めてこのアルバムの中で一番良かった。のと、
バンド名は知ってたけど聞いたことがなかった、Pay money To my Painと、N'夙川BOYSをこのアルバムで聞くことが出来て良かった。しかも悪くなかった。
私としてはこのカバー集 第2弾は全体的にアリでしたね。

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