こがわみさき 著、『空声 (電撃コミックス) -そらごえ-』を読みました。
声・音にまつわるオムニバスストーリー。
かなり久しぶりに著者の短編集を読んだのですが、良い意味で昔と変わってないですね。
月刊ステンシル(エニックス 刊)時代の読み切りとか読んでましたけど。
ふんわりした日常の中のファンタジーがあったり、ギャグがナチュラルな仕草からだったりと相変わらずでありながら、あったかい人間模様など。
2話目がそういう意味では一番、どこかくだらなくもあって良かったですね。
声とか、よだれとかが。(笑)
4、5話のファンタジーな流れも、作者さんならではの世界観の表現だったんじゃないでしょうか。
昔から作者さんの作品をお好きな方なら、きっと 作者さんの変わらない部分に安心したり、作品の世界観に安心できる本書ではないかと。
空声 (電撃コミックス) 著者:こがわ みさき |