藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『FILE161:「笑うイグノーベル賞SP 世界を変えた発明編」』を見た。”

2011.09.29.O.A.
爆問学問 FILE161:「笑うイグノーベル賞SP 世界を変えた発明編」を見ました。
今回も月曜夜中のO.A.は無く。録画しておいたものを見ました。

ゲストは前回に引き続き、
伊集院光(いじゅういんひかる) (『“爆問学問”学』の権威。)
(FILE100 : 「100回スペシャル!『爆問学問』学」以来の出演。)
渡辺茂(わたなべしげる) 慶應義塾大学文学部人間関係学系教授。
(FILE085 : 「ハトはピカソがお好き?」以来の出演。)
井上喜久子(いのうえきくこ) 声優、ナレーター。 (今回は教師役。永遠の17歳


以下、HPより番組内容をコピペ。↓


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太田:「「イグノーベル賞」と「ノーベル賞」と、これ全然違うものだってしちゃうけどさ。やっていることは同じだろう、と。
コメディと普通のシリアスなドラマと、「一体あんたは何が作りたいの?」なんて言われたり、「おまえのやったものは、お笑いでも何でもない」とか言われたりするけど、そこの垣根に何の意味があるの?同じじゃないかって。そのジャンル分けに一体何の意味があるのか、って思うんだよね。」

渡辺茂:「やっぱり賞っていうのは人が与えるものなんでね。まあ狙う方もいらっしゃるとは思いますけどね。賞は周りの人が与えるので、当人の意図はまた別ですね。そういう意味では、ジャンルなんてこだわる必要はないと思いますね。」



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HPでのディレクター編集後記での、

最初は非常識に見えたものがそれまでの常識を覆し新たな常識となるのは世の常。

というのは真理なのかしら。
だから言ってしまえば、常識だとか、人によっては反感を変われるようなことや、呆れられるようなコトすらも、突き詰めてみたり、その一つのことに疑問を持ち続けて継続して探求し続ける っていうのは、そういう結果になっていくんでしょうね。

勿論、なにか賞を受賞したいから。…とかって理由じゃなしに、
『これがあると都合がいい』とか、
『なんでこれはこうなんだ?』っていう個人的欲求みたいなものがベースになってるので、そういう探究心とか疑問みたいなものは大事よね。

最後に渡辺さんが、
「疑問を持続する。 誰でも知っていることに疑問を持つこと ってすごい」
と仰られていたり、

太田さんが、
(黒板をひっかく音の研究が一番良かった と取り上げて、)「“何でイヤなのか”と“何で気になるのか”は紙一重

…って言葉がそれぞれありましたけど、それに尽きますね。
(同じとこで伊集院さんが言ってた、「なんで誰もがゴキブリがイヤなのか」ってことも同様に。  好きなものを追求するのは分かるけど、キライなものを追求するなんてね。)


非常識が常識になり、常識が新常識に追いやられたり。


…そんな 常識がどうこうというコトに囚われてること自体が人の心や言動を窮屈にさせてしまうのかしら。

“若者にしか聞こえない不快な高音”が、本来はたむろする若者を遠ざけるためのものが逆にネタになって人を集めてしまったり、アメリカでは授業中の教師に聞こえない着信音として使われてしまったりとか。

発明の起源・着想と、それを発明した という結果、そしてその利用方法も受け取るものによって異なるというのが面白くもあり、皮肉でもあるのね。
(イグノーベル賞の受賞理由コメントとかにもあるようですが。)

(さておき、その若者にしか聞こえない音を「聞こえる」と、(仮に)嘘だとしても聞こえると言ってくれた井上喜久子さんはさすがです!w 17歳ですもの☆)



犬の声の採取に4年を費やしたりなどありましたけど、
『疑問』と『面白さ』があれば、他人からどのように思われようと。子どもの頃、ことあるごとに、
「なんでー?」
と聞いていたような思いを考え続け、探求と生成をし、またその自分の結果に疑問を持ち続ければ、誰かがどう思おうと、自分の欲しい答えや結果が出て、ひいては誰かの役に立ったりするのかしらね。