藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【川田久里夫】 : 『人生をシンプルに変えよう!』読了。”

川田久里夫 著、『人生をシンプルに変えよう! (王様文庫)』を読みました。


もともとはツイッターで…、タイムライン上で安倍吉俊さんのtwitterで、川田氏のブログ、earth in us.にリンクが繋がってまして。そこで書いてあったことが なんか良いな〜 って思い。
で、著書が刊行されたというコトで購入しました。


ミニマリスト(最小限主義者)”を目指すというものがこの本のコンセプト。
生活している中で縛られている、色んなことから自由になって、自分らしい生き方を送ろう! …というような。


非常に実践的なことも多く記されてあります。
食事の面であったりとか、整理方法。また、情報のコントロールなど。



ですが、私が本書の中で一番繰り返し読んでいたのは、1章と8章。
自分の心の中での“しがらみ”みたいなものに囚われて何も出来なくなってる。 そんなものを打開するようなことが書かれていたのが良かった。


『「心のバグ」が見つかる3つの習慣』とかがね。
“うまくいかないことを実は望んでいるからじゃないか”というのは心にくるもので。
(「幸福になりたい」と思っているクセに「不幸になること」をどこかで望んでいるんじゃないか。っていうのはアルボムッレ・スマナサーラ氏の本にも似たような表現があったと思いますが。)
で、仮にここまで気付けていたとしても、どうやって克服(というか“思い込み”からの脱却というか。)をするのか、っていうのがね。
“思い込み”を生んだ(膿んだ)過去に向き合うしかないんですよねぇ。。。

これが難しいというか大変というか。
何故なら それは築いてきたアイデンティティーを一度解体するような感じじゃないでしょうか。
今まで信じ(こまされ)てきたことを否定…というか捉えなおすワケですからね。

で、また これが過去と今が隔絶してるワケじゃなしに、今・現在に地続きだからこそ、過去の自分を見詰めなおすコトは難儀…。
たとえば被害者体質になってしまってることとかね。ビクビクしてしまって萎縮する。また逆にビクビクしてる部分を隠すために虚勢を張る …という今も習慣じみているような言動を、そのような言動を自分が取ってしまってる(しようとしているなと直前で気付く)ことに察知して、改め続けていかないといけないのかな。

本書では『「開きなおる」ところまでいきましょう』とありましたけど。




あと8章のP.187のヤツがね。
本当の自分ってのがねー…。





なかなか面白い本でした。

で、個人的には、購入特典の第9章のエゴについての内容が良かったです。
ここも解放させたいコトですよね。




今も川田氏のブログは更新中ですので。
読んで 活かしていけたらと。

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