『楽屋裏 貧乏暇なし編 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)(1巻)』を読みました。 著者:魔神 ぐり子
な ん に も 変 わ っ て な い 。w
(安堵ですよ。w)
主に、無印楽屋裏との違いは、作者の魔神先生が故郷の宮崎から上京してきたことで、都心でのアパート暮らしでの模様になり、
旧作で頻繁に出てた大和田くんや、魔神先生の父親の出番が極端に少なくなった。
…のですが、漫画家デビューはしたのに連載経験の無い 井上さんがレギュラーとして登場!
(これ……嬉しいものなのかなぁ……。)
冒頭、サイン会での人数を心配されてる描写がありましたが、 実際にサイン会のあった話の通り、昔からのファンと、楽屋裏による新規のファンで 結構多いと思うんだけどなー。
いや、ホントね、どれだけの魔神先生のファンがね、『コインランドリー』を単行本化して欲しいと願っているか一迅社さんはご存知なのかしら!?
単行本の穴埋めに、移籍前の出版社で描いてた原稿を収録するという暴挙とかも別にいいじゃないか。
そして今回の楽屋裏のもう一つのトピックが、担当・小柳氏の結婚と編集長就任!
編集長抜擢 ってコトは、人気漫画を担当してるからなんじゃないでしょうか?
本編セリフにある通り、看板作品を担当するのが編集長ってイメージあるから。
楽屋裏=人気漫画 じゃないの?
結婚に関してはイジるしか無いよね。
いつか魔神先生には小柳氏の夫婦の家に乗り込んで欲しいよね。
今回ネコネタが多かったから もっと罵り合いを見たいし。w
後半は井上さん主人公の『漫画家デビューはしたけれど』が収録。
…なかなかシビアな話もチラホラ。
“運”がなによりなのかもしれんが……。
P.113の、『途中下車がムズカスィ』とか魔神先生が言ってること真理の扉を開けてしまって 非常に “持っていかれた!”感があって すっげー痛い。(笑…えない)
上記にも書きましたが、猫のネタが多いのでちょっと物足りない感はあるかも。
『カッパ』や『ひよりすと』のときも含めて、やはり変態発言や下ネタを乱舞してるほうが好きなので、ひたすら小柳氏と罵倒と自虐の応酬を続けて頂きたい☆
あと 帯ですが、もっとフザケてくれて良いのにー…。
帯の面積も9割くらい本を占めて、井上さんにBL的な絵を描いて貰ってハッタリかまして購買者の瞬発力を高めるなんて …てコトをしちゃあダメかしら?(笑)
楽屋裏 貧乏暇なし編 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
販売元:一迅社
発売日:2011/07/25
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