『金魚屋古書店 12 (IKKI COMIX)』を読みました。
今巻はなんか良かった。
色々な人の人の繋がり、人情味溢れる話などがあり、それが話数の順列とは異なる時系列で展開されていて面白かった。
IKKI本誌も読んでるけどこの展開の流れは気付かなかったな。
基本、全部好きな話ばかりだったのですが、最初の78話の手紙のやりとりをしているシーンは、誰か分からない相手への敬意があり、それが今のメールとかでは感じにくい体温があって良いですし。
北沢楽天の話では立ち向かう強さが。
『“現実”から意識を逃さずに〜立ち続けてくれること。』
この強さ。
そして本編を読んでて、読んでみたいと思った漫画は、『はみだしっ子シリーズ』。
巻末の雑記帳を読んでたら、かなり色々な、人間の根源を問うものをテーマにしてるようで、すごく興味がありますね。
今巻は一つの巻という単位ですごく充実してたなー。
金魚屋古書店 12 (IKKI COMIX) 著者:芳崎 せいむ |