藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『マギ 8巻』読了。”

マギ 8 (少年サンデーコミックス) (8巻)』を読みました。

“バルバッド編ついに完結!”


帯、折り返しの作者コメントに相当するトコに、メイン3人のHPとMPが、ま、ネタなんでしょうけど描いてあるんですが、アリババは“普通”なんですよね。
これまでも描かれて、私も感想で書いてきましたけど、アリババは“普通”ゆえに、スラムのコトや王族の中や、それぞれの部分を見てきて、それぞれの“憂い”を見て葛藤を感じているからこそ、その勇気に ホント、惹かれる。
突出した能力とか、秀でてるものがあるワケでは無いんでしょうね、本質は。けど、環境に、人に寄り添ったから、“優しいひと”になったんでしょうか。
これまでのバルバッド編、最後、カシムへの言葉が出なくて考えているシーンも、魂が、本音が、カシムの体験がアリババに触れているからこそ、どうしようもなく“悲しみ”でしかない。
ゆえに、自分を生きるしかない という結論はどこか辛く、それを受け容れていったカシムは最後に本当に強くなって逝ったのかな。


アモンの剣が折れたりする中での、アラジンの言葉のシーン(黒地のモノローグの部分)は涙腺ヤバい…。




政治・国政 及び“他人への嫉妬” についてもマギ作中でなく、現実世界にも考えさせられるエピソードはありますが、
『世界中が 上が下から略奪することで成り立っているのです』
とか、カシムの言ったセリフの、
『能力、容姿、人格、人種、血統、 そして「階級の差」』
これは現実世界では絶えることなく起こってるからねぇ。。。

今の現実の惨状も、『儲け(搾取)』や、『差異』が 嘆き・怒りを生み出しているから。






で、完結したバルバッド編からシンドリアへ。
ずっと真面目で重い展開だったので、久々にギャグ展開。(笑)

おいしいものや、キレイなおねいさんで、キャッキャウフフ☆ なものが大好きなアラジンがイっちゃってるのがヤバイ。ww
太ったアラジンは魅力ねーなー。w

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著者:大高 忍
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