藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“【クローズアップ現代】2011.03.01.O.A.『岐路に立つお寺 〜問われる宗教の役割〜』を見た。”

2011.03.01.O.A.

クローズアップ現代.『岐路に立つお寺 〜問われる宗教の役割〜』を見ました。

先ず、以下が見ながらの私のツイッターの書き込み。↓

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立体駐車場のような納骨堂。お墓が億売れるとか…。 #nhk

クローズアップ現代】消費者のニーズに応える…。 #nhk

クローズアップ現代】納骨堂が見込み外れてお墓が売れず、お寺が経営難で破産。住職は後悔の日々て。 #nhk

クローズアップ現代】葬式とかが商品化。や、お金がかかり過ぎるのはあるけどね。仏教的思想と、寺や僧侶の在り方はまた別かね。 #nhk

クローズアップ現代】非正規の声とか?“人々の声を聴く僧侶”…何処かで見たな…。無縁社会か何かでやってなかったっけ…。 #nhk

クローズアップ現代】“自殺対策に取り組む僧侶の会”や、これもむしろ本来の仏教の在り方じゃないの。一切皆苦(字違ったらスマソ)の生涯の中で、それとどう同居して生きるか、でしょや。 #nhk

クローズアップ現代】写経の字上手いなーw #nhk 

だからって寺の僧侶に人格的な全てを要求してもいけないというか。救いを求めるのは仏教的なエッセンスでね。そこからは個人だから僧侶への期待が強くてもいかんけどね。

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番組中、仏教についての好意的な関心(?)は9割ほどあったのにも関わらず、僧侶や寺に関しては1〜2割という。そういうデータもあったりとか。



納骨堂 自体の在り方としてはどうなんでしょうか?
や、フツーに寺の墓地とかであろうが、納骨堂にて何基もお墓があって…なんつーの、ハイテクなカンジに見えるコトが批判的に映りがちなんですが、
死者に対して 祈るなり、思いを届けるなり って、どこまでの表面上の“形(カタチ)”を要求するものなんでしょうかねぇ。

でね、その後お寺の僧侶さんが、納骨堂をつくったけど利用者が少なくて破産して後悔してる……っていう方が映ってましたけど、そんな“後悔”。過去への“執着”とも取れますが、それは仏教従事者としてどうなのかしら。



スタジオでの上田さんの話とかにもあったように、仏教自体はたぶん人気というか。この不況の先行き不透明な時代で、唯一無二の思想みたいなものを学んで、混迷の時代を生きぬくヒントを得たい。…という人は結構いらっしゃると思うんですよ。

でも、それと僧侶さんやお寺とかとは結びつかないと思ってしまう。



後半パートは“人々の声を聴く僧侶”について。

ツイッターにも書きましたけど、無縁社会と繋がるような印象。

教会で難民を保護するような?“自殺対策に取り組む僧侶の会”もだけど。


………う〜ん、や、しかし これもよくわからないんですよねぇ。行動理念としてはすごく納得するんですけど、こういう行動を起こされるコトを、フツーの私のような一般人が期待するのもまた違うというか。
前半パートの後にこういう内容を後半で流すと、じゃあ、葬儀社による納骨堂が利益を持っていってなかったら、こういうコト(人の話を聞くこと)をしないのか? とも考えられるし、全く別のベクトルのものとしても考えられますし……。

番組サブタイトルに倣うなら、『岐路に立つ』というのは かつてのようなお寺を経営できない現状 のことを言うんでしょうか。
そして『宗教の役割』は後半の内容のような?
後半の僧侶の方の行動自体は素晴らしいものだと思いますので、…最後に上田教授が
「支えのイメージを表現する」
とありましたけど、もっとお寺や僧侶の在り方が開かれたものになればいいな とは思いますね。