藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『魔神ぐり子 著:まごころ。』読了。”

魔神ぐり子先生の最新刊!
まごころ。 (バンブーコミックス)』を読みました。

この前の『カッパときのこ』と違って、タイトルが『まごころ。』だし、表紙の絵も可愛いカンジの萌え絵で、『わくぷよダンジョン』みたいな感じかしら、と。毒は抑えめなのかしら、と。
…思ってましたが、そんなコトは いらぬ心配。(笑)

基本は家族4人を中心とした、実に“仲 の 良 い”家族のドタバタ4コマ。
『まごころ。』というタイトルは主人公である双子の子どもの名前、“真(まこと)”と“心(こころ)”から。
脇を固めるキャラも含めて、それぞれが変態であり、毒を持っていて面白いです。

ある意味、わかり易いひねくれた子ども、理知が理屈すぎるてキツいコトを言う“真”よりも、
宿題をあとになって焦るようなコトなど、『わかりやすい子ども』のような“心”だけど。グロ…というか、妙 な 方 向 に関心が強い“心”のほうがなんか“立って”ましたね。(表紙も これ、なに抱えてるんだろ…。(笑))

巻末には双子出産前のエピソード、“ヘルパーライフ”が収録。(掲載時系列も“ヘルパーライフ”の方が先だったようで。)

ヘルパーさんの(さりげない)サドっぷりが素敵ですね。マゾなキャラをぶつけて さらに変態方向に持ってくコトも出来るでしょうが、収拾つかなくなるだろうな。(笑)

『まごころ。』本編にはほかにも学校の先生の変態や、“20円の卵”とか(読んでて“真”と“20円の卵”のラブがあるのかと思ってましたが)、これで完結なのでしょうか。
まだまだ先の展開が楽しめる作品ですな。

まごころ。 (バンブーコミックス) Book まごころ。 (バンブーコミックス)

著者:魔神 ぐりこ
販売元:竹書房
発売日:2010/08/27
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