『友達100人できるかな(3) (アフタヌーンKC)』を読みました。
今巻、一番良かったのは13話のカイカイの話。
“認めてもらえるコト”がなにより至福。けどそれを直行に奪われてプライドも傷ついたハズなんだわね。
けど直行は誰かの為に動いて時間を使ってた。
けど、二人三脚で走ってる中で、『運動会が終わっても遊んでくれるか』とか。ホントはお互い同じ立場で仲良くしたい、っていうカイカイの本音があるのかも。…まぁその前に直行がカイカイに敬意を示してるのも良いのでしょうが。
足を挫いても全力疾走するトコで、『バカだなあ』って繰り返してるトコは泣けました。
想いやる、愛がありましたね。
ヒカルちゃんの話では、“言葉のみで繋がる種族”というものに翻弄されてて、最後友達になった時に拍子抜けした感じでしたが。(笑)
『ヒカルちゃん』とあだ名で詠んで欲しかっただけ。というのがあるんでしょうね。
最後の話“上がり”のリピーターについて。記憶がリセットされるのは淋しいものだわ…。
ところで今巻の収録話って、全部邦楽のタイトルか…? “デリケートに好きして”が、氣志團の“デリケートにキスして”に似てるなぁ なんて思ったのが取っ掛かりでしたが。
友達100人できるかな(3) (アフタヌーンKC) 著者:とよ田 みのる |