藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『マンガノゲンバ:水木しげる スペシャル』を見た コトとか。”

マンガノゲンバ、『水木しげる スペシャル』が、昨日の夜中(2010.03.19.夜中(20日))にやっていたので見ました。

本放送は1月に放送されたものみたいですけど。それが夜中にやってたので見ました。

水木しげる作品の代表的なものを天野っちが聞きながら、それを見ながらスタジオ(?)で話を広げたり。

私ゃせいぜいアニメで鬼太郎を見てたり、アニメの悪魔くんを昔 見てたなー ってくらいなので、全然詳しくないんですよね。

正義の味方をやってる鬼太郎の一方で、ねずみ男がカネもうけしてたりするシーンの紹介では、
「鬼太郎はバカだよね」
と水木先生。(笑)
自分の作品の主人公をバカ呼ばわりとか。(笑)

スタジオトーク精神科医名越康文先生が色々と作品の意図を捉えて広げてらしたのが良かった。
(つか個人的に名越康文先生の考えとかは好きなんですけどね。)

やはり水木先生自身が戦争を体験されている、というコトが話の基本で。
正義がひっくり返るコト。なにが善悪、善し悪しなのかわからないという。
漫画“悪魔くん”に社会的なメッセージが含まれていたとは知らなかったです。
悪魔の力を使って、世の中を良くする。と。

そのような社会的なものは、紹介されていた“原始くん”にもありましたからねぇ。

また、名越先生が言われるように、背景の緻密さ。
河童の三平”に見られる世界観とか。作品の雰囲気に読み手が包まれるような。
先生はさんざん「地味でウケなかった」と仰ってましたが。(笑)

番組中、
「お金持ちでも不幸な人は居る」
とか、そんなような。
なにが幸せかの価値なんてわかりませんからね。

たまたま夜中に見たけど、見れて良かったわ。