藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『FILE077: 「U.S.I LOVE YOU」』を見た。”

爆笑問題のニッポンの教養
2009.06.30.O.A.
FILE077: 「U.S.I LOVE YOU」 を 見ました。

日米関係史・米国憲法史の、阿川尚之先生。

今回、気になったセリフを中心に、以下、メモ。

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阿川:「アメリカって言ったら、アメリカって何なの?」
太田:「(オバマになっても)根幹は変わってないと思う。」
阿川:「根幹って何?」


阿川:「有無を言わさない 一方的なアメリカというのは確かにありました。
ただ、私の言っているのは 明らかに後世見て、ちょっと乱暴だったとか、それは許せないんじゃないっていうのはどの国にもある。日本人自身がそういうところを持っているし。中国も…ヨーロッパも…アラブも ある。
そういった時に アメリカというのは比較的 それはおかしいんじゃないかという声が出やすくて。元へ戻す復元力はあるから たとえば そこを共感するということは大事じゃないかと。」

阿川:「引けば無責任と言われ、いると早く出ていけと言われる。」

阿川:「アメリカは本当にこんなのでいいんだろうか というアメリカ人がいっぱい いて、だけど彼ら…」
太田:「そこがアメリカの良さ。嫌な国だって言っているんじゃないんですよ。」


阿川:「外交って何なの?」
太田:「わかり合うためのもの…」
阿川:「違う。」
太田:「……違うのかな…」
阿川:「全然違うよ。
外交っていうのはさ、日本の国民の大多数にとって、より安全が確保されて、より戦争の危険が無い そういう状態にするために 武器を使わないで 可能性を追及することで。わかり合うことじゃないでしょ?
だってさ 外交って敵ともやるしさ、気に入らなくてもやるんだから。」


阿川:「アラブ系のアメリカ人と話すと 全然違う話をするし、その多様性の中で本当に話してよ。」
太田:「いやいや、先生が危惧しているほど、日本人はアメリカを否定的に思ってないです。」
阿川:「今の若い人を見ていると、むしろ当たり前になりすぎていて 理解しているって勘違いしてんじゃないかな って。」


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今回は……、特に前半は…田中氏も番組中で言ってたけど、話が進まない…。(笑)
禅問答のような…、話が噛み合わない。
太田氏が苦労して言葉を選んでるなー…っていうのが見て取れますね。

親米の先生とはいえ、『太田総理』で太田氏とケビン氏でやり合うのとは、また意味が違うというか、なんというか…。

外交に関しての見解は興味深かったです。
辞書だと『外交』は、
“外国との付き合い。交渉。社外に出ていって行う取り引き。”
とあったので、
阿川先生の言われる、安全のため…あとは利益とか?、共感やわかり合うでは無いんだな、と。

アメリカだから…というよりか、お互いがお互いのためにどうしていくコトが良いのか…お互いが良い関係になるために、お互いが得するためにどうしたら良いか。
ビジネスの交渉事に関連してるんでしょうかねぇ…。