藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『鞍馬山』2011.11.09.”

先日の日記にも書きましたが、11月9日に京都に向かいまして、

鞍馬山』に行きました。

もともと、昨年“出雲大社”に行った時から、秋口に行こうとは思ってたんですね。

なんで行きたいと思ってたんだっけかなぁ…キッカケ的なものは忘れてしまったんですが…。

京阪電鉄出町柳駅に着いたあと、叡山電鉄に乗り換えて、行くわけで。

この時期に行こうと思ってた理由の一つに、紅葉が見どころだというのがネットで見た時にあったので、この時期に向かったんですが、
市原駅二ノ瀬駅の間には『もみじのトンネル』と称されるところがあったんですね、それは車輌の窓から覗き見れるものなんですが、いかんせん最近まで暖かい気候だったりで、まだ全然紅葉などなっておらず、『もみじのトンネル』の場所の木々の葉はとても青々と茂っておりましたよ…。
(なので写真は無いですよ…)

出町柳駅から鞍馬駅まで30分ほどで着き、タクシーとかは駅出てすぐのところにありましたが、私は歩いて。
出て左手方向に向かっていくと、もう建物が見えて…っていうかここから既に傾斜だったんですけど。

数分歩いて正面のとこに着きました。

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そしてまた歩いてちょっと石段を上がり、“仁王門”(かな?)にて。

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愛山費200円を払い、鞍馬山に入山します。

さて 私が行った時間が遅かったので(仁王門の写真撮影時間が15時18分)、果たして向こうの貴船まで到達するのにどれだけかかるのかと受付の方に聞きましたところ、90分くらいだそうで。
そして拝観時間は16時半までというコトで、これはフツーに歩いてたら間に合わないなー…、なんて思いながらも、取り合えずは向かってみることに。

真っ直ぐな石段が続き、また石段では無いですが、傾斜のある道をひたすら歩いていきまして、(このへんは全然ホント序の口なんてことを今になって思いますが…(笑))

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ん、写真ボケてるな…。

高く伸びる木もあったり。
(こういう木、老木? は、随所で見かけることになりました。)

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割と時間がかからないうちに、由岐神社に着きました。

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由岐神社では“天狗みくじ”なるものがあり、
早速…、

……、

末吉で。
や…、なによりそこに書かれてある文面が、私の内面を察するというか刺すというか…。
(『甘えるな』とか、『待て』とか、『抑えろ』とか…。)

うわぁあぁぁぁあ。。。

……。

改めて、順路通り向かうことに。
ちなみにケーブルカーというのも出ていたみたいなんですが、歩いていこうと思っていたので、
で、尚且つ、このおみくじの結果が結果だったものなので、以降は尚、懺悔というか自戒の念でひたすらガムシャラに登っていきましたよ。

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曲がりくねった砂利道をただひたすら登っていきました。

また、ずんずん石段を登っていき、およそ12分ほどで、
鞍馬寺本殿(金堂)”に着きました。

この画像 ↓ は本殿から、登ってきたほうを向いて撮影したもの。

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わかりにくいかもしれませんが、赤い手すりから向こう側は崖というか。
奥を見ればお分かりでしょうけど、もうこれでもかなり高いところに登ってきたんだな ってコトがわかります。

本殿のほうでは

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お線香をあげて、お参りし。

また 本殿前の足元の床は六芒星の模様をなしていて、

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ここがなんか、パワースポット(?)なんだそうで。
一体なにがパワースポットなのか。なにに影響するのかは存じませんが。(苦笑)
まぁ、かなり静かな感じではありましたよ。
平日に行ったことと、時間が遅かったこともあってか(この時点で15時40分。ちなみにこの時間は撮影した画像に基づいてます。)、観光客の方々もまばらにお見かけする程度であったり。
お寺の方と思わしき方、2、3人の方が落ち葉などをホウキで掃く音や、木々の葉が揺れる音だけが流れていき、
なんだかよくわかりませんが、感覚的にはとても良い感じを受けました。

で、また順路通りに歩き続けることに。

もう、ホントに起伏が激しく、石段もこういうのがあったりとか。

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というか、こういうはっきりした石段がかなりマシなくらいなんですよね。
石段一つに段差が大きいものだったりとか、もぉ、歩いてたとはいえ、時間気にしてたからか、かなり早歩きをしてたんだと思うの。
手すりなかったらホントしんどいわ。
あと、杖を買っておけば良かったと、途中本気で思いましたよ。

途中手すりに腰掛けたり。
どこかの碑の少し手前あたりで腰掛けがあったので そこに座ったり。

そこで、あるおばあちゃんに挨拶をされたりとか。「こんにちわー」と。
おばあちゃんはさすがにこれ以上は進まれず、引き返すと言われてましたが。

少し休憩もしつつ、また歩いていきました。(若干 早足で。)
下りの坂になってるところは駆けるように下っていったりとかね。

そして事前にネットで見たとおり、木の根が露出した道もあったりとか。

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…これ……、改めてこうして画像で見るとすごいなこれ。
これが正規のルートだもんね。
(この時 15時50分過ぎくらい。)
木の根の間を通って、抜けていき。

ここからは石段がまたあったりするけど、さっきまでのはっきりした石段では無く、なんかイビツというか、段がちゃんとなしてないというかね。
弧を描くようなカーブの下り坂を、手すりを頼りに下っていく。
叡山電鉄出町柳駅で取っていた、『鞍馬・貴船イラストマップ』に、おおまかな順路とかがあって、その下り坂が心電図のようにうねうねしてる絵があるけど、実際もホントそうでしたね。)

で、やっとこさ出口が見えたーー!

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16時すぎくらい。
ふう…。
およそ45分で山を登り下ったのか…。

赤い橋を渡り、アスファルトの道を少し歩いて、“貴船神社”(本宮)へ。

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先にお参りをし、
それから“水占みくじ”をしました。

水の神様の神社なのだそうで(?)、早速そのみくじを御神水に浸し…運勢が浮かびあがってきました。

……。

中吉。
上がった?(苦笑)
『怠るな』とか、『改めれば活路見出せる』とか。
うん…、まぁ、こんなもんでしょう☆(笑)

んで、貴船神社をあとにして、左に川が流れるのを眺めながら アスファルトの道をず〜っと歩いていき、貴船口駅に着き、帰途につきました。







いやぁ〜〜〜〜、
もっと早い時間に来るべきでしたね。
90分かかると聞いていたのを1時間に満たない時間で駆け抜けましたから。
まさに牛若丸(源義経)さながらに、飄々と起伏のある・高低差のある道を抜けていきましたもの。

あと、メインのお宮さん以外、ちゃんとまともに拝観できてないというのもネックな話です。

“多宝塔”とか行ってないですし、“魔王殿”も見てないし。…ほかの小さなお堂とかもね。
貴船神社・奥宮”に至っては すっかり行くこと自体を忘れていたという始末。

もっと余裕を持って、早い時間に来るべきでしたね。

本来、この時期を狙っていたにも関わらず、紅葉を拝むことが出来なかったのも残念な話なので、いつかリベンジ…じゃないですけど、また訪れることが出来たらいいなと思います。



ちなみに翌日の10日は、45分で山を駆け抜けたツケなのか、筋肉痛がヤバい…。
いつもと違うところが痛い…。あうう。。。