『魔法先生ネギま!(34) (少年マガジンコミックス) (34巻)』を読みました。
デュナミスとの戦いに思った以上の苦戦を強いられるネギ。
そして小太郎たちはアスナを助けに行ったものの、居たのはアーニャだけで…。
という巻。
この巻は夏美のアーティファクトで敵陣へどんどんと進んでいくのが何より面白かった。
勿論、展開としてはクライマックスで、バトルもすごいんですが、個人的にこの巻の見所は此処でしたよ。
やー、読んでいても緊張感がハンパ無い!パねぇですよ。マジで。
今まで脇役で、バトル専門のキャラでも無いんだけど、『相手に見えない・勘付かれない』という能力はすごい。
いや、前巻からもね、フェイトとすれ違ったシーンからもそうなんだけど、今巻のは思いっきり敵陣で、しかも人数を連れて作戦をいざ遂行しよう ってときの重要な場面で。
この巻のカバーもその作戦遂行直前のステルスで見えないようにしてる様子で。内容読んだ後だと、レイヤー後列に夏美は位置してるけど、緊迫感があるなぁ。
デュナミスとの戦いで闇に堕ちかけたネギは暫く戦線離脱で、生徒が最前線へ。石化したりなど、ネギパーティ自体も戦線離脱者が出るという場面で、劣勢に拍車が。
というかフェイト量産型はホント卑怯かと。
夏美もだけど、まき絵の後半のセリフの『ラスボスとガチで戦うとは』っていうのもね。
この、全員が相応の覚悟を背負ってなかったけどこの世界に来ちゃって、覚悟背負わざるをいけない感 …っていうの。
全員が同じ心境ではなかったのに全員が同じ状況に対峙しているというのも面白い。
そしてネギ自身は夢の中でこれまで背中を見てきたものに、自身の背中を押されて目覚める…! と、王道的展開ながらも胸熱ッ!
次巻はタイマンスデゴロですかね。
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魔法先生ネギま!(34) (少年マガジンコミックス) 著者:赤松 健 |