藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『容疑者 室井慎次』を見た。 ”

2010.07.31.O.A.

容疑者 室井慎次』を見ました。

この時期のスピンオフ作品の、『交渉人 真下正義』と、『逃亡者 木島丈一郎』と、『弁護士 灰島秀樹』は見たコトあったんですが、今回の室井さんのだけ見てなかったので、やっと見れました。

室井さんがメインだから、警察内でのゴタゴタなど、非常に“めんどくさい”内容で、見てるのがツラいとこもありましたね。

利権と保身ばかりで利用しあう幹部とか。事件に大きく関わってる女の子も、その関係のあった男を利用できるかどうかしか考えてないとこ とかね。

そんな中で、新宿北署のメンバーの熱さは良かったね。その 腹の中で何考えてるかわからないキャラクターばかりが多い中で、哀川さん演じる刑事が真っ直ぐで 見ててスッキリというか安心するというか。

室井さんも…思想は真っ直ぐなんだろうけど、わかりづらいからな…。つか、主演なのに寡黙なキャラクターだからあまり喋ってなかった感じだし。

あと、柄本明さん演じる津田弁護士がなかなかいいカンジでした。田中麗奈さん演じる新米弁護士 小原が諦めそうになってた時に、

「勇気を持っていたのになぁ」 とか、あとラストの方で、

「真の権威は 勇気を恐れないものに与えられる」っていう台詞が良かった。

勇気は時として頑固と取られるけど、芯を通す とか、 踏み出すことの大切さとか そういうのを表現してて良いですね。

ところで室井さんが捕まった時にスリーアミーゴスが面会に来たのは面白かった。つか噴いた。(笑)

また、この時 和久さんの健在を伺わせるセリフがあったのがなんか嬉しかった。

派手ではないけど、 潜水艦事件のコトが少し話に出たりとか、作品の関係を結んだり、ドラマ性としては充実した内容でした。