藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『真剣 中年 しゃべり場』 を見た。”

2009.03.21.(夜中なので22日だけど) O.A.

勝間さんのブログで見ようと思い、録画しておいてから見ました。
出演者の中に富野御大や、名越先生がー!

前半が仕事について。
安定≠やりがい、というトコが…どうなんだろう。
『自分のやりたい仕事』ということと、『自分に求められている仕事』というのもあるし。
まぁ、そもそも何が『安定』か?ですよね。
『収入が定期的に得られれば良い』のか、『自分に出来る仕事が常に在れば良い』のか。って。
カンタンに、お金が入れば良いってだけじゃないでしょうからね。元ネタは『ほぼ日』だったかもしれませんが、
『仕事を通じて社会に関わっていたい』『必要とされたい』って思いがあると思うので。
そういった意味では興味のある仕事を取り敢えずやってみるしかないと思うのですが、この不況。その意味で勝間さんの、
「若者への資源配分が減ってる」
でしたっけ。色々な仕事に触れる機会すら無いというのは…まぁ政府になんとかして貰うしか無いと思いますが…。(^^;

気になった言葉。
名越:「(仕事を)好きになるまでに助走が必要なこともある」
富野:「本当に安定してたら 夢は追わない」


後半はコミュニケーションについて。
富野:「ケータイ依存とコミュニケーション論が一緒になってしまってる」

結局ツール自体に関しては使い分けるだけなんでしょうけどね。
“メールで本音は伝わる”に対する挙手は少なかったし。

古田新太さんや富野監督が、
「オヤジの世代とか話 聞かないって!」とか。
富野:「昔の人たちが、マンツーマンで話をして、コミュニケーションがしっかりされてたなんて嘘八百だよ」
と言ってくれたのは良かった。(笑)

個人的に気になったのは、
名越:「体と感情がシンクロしてない。複雑な情緒をうまく読みとれない」
という点。
むしろコミュニケーション過多になってて、求め過ぎてて、齟齬が生じてるんじゃないかなと…という点も考えてみるべきでは、と。
この辺り、名越先生の話をもっと聞きたかったです。

勝間:「これまでの話で ブログやSNSの話が出てこないのはフシギなんですけど」
以前『モテキ』(久保ミツロウ 著。イブニング連載)の中で、「近況をブログで確認〜(どうたらこうたら)」というセリフがあったのを思い出しました。
それよりもメールやブログ、電話の話が出てて、手紙の話が出てないんですね…。
個人的に手紙によるやりとりが好きなんですが…。(´┐`)


番組全体の感想として。色んな考えに触れて、これからの自分の糧にしていけば良いのではないでしょうかー…。
…としか言えないんですけどね。(^^;

あー、休憩時間(?)に、勝間さんや名越先生が、一般参加の若者と話してる姿は 見てて羨ましい と思ってしまいました。(笑)