藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“報いを受け給え。”

己が報いを受け給え。

仰る言葉を理解しているか。

その言葉を他者へ手向ける意味を理解しているか。

その言葉がなにより自身を縛り付け、浮き彫りにさせるのだ。

傲慢に偏った主体的に屠るその言動が、

自身を密やかに破壊し続ける。

ジワリジワリと這い寄る。

ヘビかムカデか纏わり付き、

数多の噛み付き痕になかなか気付くまい。


報いを受け給え。

そちらが破壊され逝くことを願う、此方もまた、

同じく報いを受けようぞ。

ともに地獄へ堕ちようぞ。

存在が気化するまで灼かれ続けよう。


罪も罰も無い。

ただその行いが繰り返されるだけ。

繰り返し、繰り返される。

ただ、それだけ。