藤麻無有彌の日記:||

藤麻無有彌(とーま・むゆみ)がダラダラしています。

“『MIU404』最終話まで見た。”

テレビの話。

先日最終話を迎えまして、毎週見てました。

 

野木亜紀子さん脚本ならチェックしとかな と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色んな伏線が散りばめられて、色んな暗喩があって、色んな解釈が 見てるそれぞれの深読みの仕方があったり、
『穴の空いてるもの』が色々あって、そこにも解釈が色々あったり、最終話のサブタイトルも[　　　　]だったけど、『ゼロ』というタイトルで、これがスタート地点 という意味であったり、『ゼロ “0” 』それが『穴』であったり、新国立競技場の空撮だったり、11話で『ゼロ』で110番(警察)だったり(とはいえ、先日聞いた 星野源のオールナイトニッポンでは野木さんによるともともと14話予定だったそうですが)、色々ツイッターで見ましたけど。


息もつかせぬ展開の連続で、最終回はCMが細かく入っていて、
「いや CM多いわ」ってのと、
「呼吸ができる」　ってのを見たり。

『今』を捉えたドラマで、現実の出来事とのリンクを感じるものもあったりね。
これ本来は4月始まりのドラマだったけど、延期したことによって、現実とのタイミングの凄さもありましたし。
『14万円』のくだりとか。

 

あと、

 

前にNHKで見たんですよ

www6.nhk.or.jp

これ。

 

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作中ではずっと日時がときおり出ていて、舞台は2019年だったのも気になっていましたもので。いつから想定されていたのかは存じませんが。




気に留めた点をいくつか、

 

 

 

因果はあるけど、因果は無い　ということは私は前にも書いていて。最近思ってるんですけど。
ま、両方ある っていう。
過去を使いたい、過去を使ってしまう、過去にひきずられる、過去は関係ない　…色々ありますから。

久住が最後に言っていた、生い立ちの物語の枠組みに囚われて安心したり納得したりで、そこで考えることをやめてしまわないように。
どんな理由があってもなくてもやる人はやるし、やらない人はやらない。
楽しいことが多くの人に迷惑をかけること っていうこともある。その可能性があることもある。

 

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多角的に多層的に解釈が出来るので、それこそピタゴラ装置の回が印象的でもあった、『スイッチ』という、何に触れるかでどちらに転ぶか分からない っていう、両方の可能性がある ってこと、断定できないこと ってことは表されていたんでしょうね。

 

 

個人的にもう一つ、

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これ、私も考えたりしたことあるもの。

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（自分にとって、都合の いい人 だけの国…）

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本音とか嘘とか建前と虚言とか、あらゆるものを完全に否定できず、あらゆるものが内包されていて。白いものも黒いものも溶け込んでいるもの。


ピタゴラ装置の『スイッチ』による、『誰と出合うか』を問われてきたようなものだけど、誰と出合って、自分の何が刺激されて、顕現されて、どうなるか というのも分からない。

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白い人と出合って、自分の黒さを知ることもあるし。




色々思わされた作品でしたよ。
また見たい… というか、『今』見れて良かったな　って思いましたよ。
ゲスト俳優さんも旬な人たちばかりでしたし。松下洸平さんとかKing Gnuの井口とか。
また見たい っていうニュアンスが違うな、シーズン2があるなら見たいですね。
それこそ2020以降のコロナ禍での機捜をね。